Saky Steelは、440シリーズの硬化性マルテンサイト系ステンレス鋼板440A、440B、440Cを製造しています。
AISI 440A、UNS S44002、JIS SUS440A、W.-nr. 1.4109(DIN X70CrMo15)ステンレス鋼板、プレート、フラット
AISI 440B、UNS S44003、JIS SUS440B、W.-nr. 1.4112(DIN X90CrMoV18)ステンレス鋼板、プレート、フラット
AISI 440C、UNS S44004、JIS SUS440C、W.-nr. 1.4125(DIN X105CrMo17)ステンレス鋼板、プレート、フラット
440A 440B 440C 化学成分:
| 学年 | C | Si | Mn | S | P | Cr | Ni | Mo |
| 440A | 0.60~0.75 | ≤1 | ≤1 | ≤0.030 | ≤0.040 | 16:00~18:00 | - | ≤0.75 |
| 440B | 0.85~0.95 | ≤1 | ≤1 | ≤0.030 | ≤0.035 | 16:00~18:00 | ≤0.60 | ≤0.75 |
| 440C | 0.95 – 1.20 | ≤1 | ≤1 | ≤0.030 | ≤0.040 | 16:00~18:00 | - | ≤0.75 |
440A-440B-440Cの炭素含有量と硬度は、ABC(A-0.75%、B-0.9%、C-1.2%)から順に増加しました。440Cは硬度が56-58RCの非常に優れた高級ステンレス鋼です。これらの3つの鋼は優れた耐錆性を備えており、440Aが最も優れ、440Cが最も低くなっています。440Cは非常に一般的です。マルテンサイト系ステンレス鋼の化学組成は、0.1%-1.0%のCと12%-27%のCrの異なる成分の組み合わせに基づいて、モリブデン、タングステン、バナジウム、ニオブなどの元素を添加することを特徴としています。組織構造は体心立方構造であるため、高温では強度が急激に低下します。 600℃以下では、高温強度がステンレス鋼の中で最も高く、クリープ強度も最も高くなります。440Aは焼入れ性、硬化性に優れ、硬度も高く、440B鋼や440C鋼よりも靭性が高くなっています。440Bは切削工具、測定工具、ベアリング、バルブなどに使用されています。440A鋼よりも硬度が高く、440C鋼よりも靭性が高いです。440Cはステンレス鋼や耐熱鋼の中で最も硬度が高く、ノズルやベアリングなどに使用されています。440Fは、自動旋盤用440C鋼の易切削性を向上させた鋼種です。
投稿日時: 2018年8月17日

